貯金出来なかったころを振り返ってみる
34歳にして、ようやく危機感を覚え貯金を開始した私。
現在は年間250万円貯金を目指し、あと3年で1000万円を目標に頑張ろうとしている。
そのとき私は37歳かあ、37で1000万円というのも、私にしては大金に感じるけれど、もしかすると世間的にはまあまあ微妙かもしれない。
しかし、若いころ貯金をせずに楽しく暮らしていたツケだから仕方ない。
でもどうして若いころは貯金できなかったんだろうか。
単純に支出>収入
会社の付合い、彼女とデート、服を買ったり好き勝手にしていたらそりゃ貯まらない。
外食メインで食費は5万円以上だったし、毎月服を買い、気に入らなければヤフオクで売ればいいやとクレジットカードを切るようなそんな生活。
頑張った自分へ、ご褒美を連発する毎日、美味しい食事、増える体重。
なかなか快楽を追及する生活を送っていたように思う。
原因は社会人になり、小銭が手に入ったことによる浮かれ気分によるもんだ。
当時の私は、とても若いし、時間は無限に存在すると思っていたし、結婚願望も低かったから、刹那的に生きていたようなそんな気がする。
会社で毎週飲みに出ていたし、昼ごはんも1000円くらいは当たり前に使うような生活。
すぐ喫茶店に入ったり、買い食いしたり、余計な雑貨を買ったり、服を買ったり。
結果的に、楽しい日々ではあったけど貯金は出来なかったな。
でもたまには貯金もしたりしていた
これではいかんと思うこともあった。で、毎月3万円だけ貯金してみたこともある。
ボーナス入れて年間50万円。これを1年継続した。会社の財形貯蓄を使って。
で、結果どうなったか。50万円は貯まったが、貯まったら車を買ってしまった。
そう、まとまったお金が手に入ると物欲が盛り上がり、高額製品を買いたくなった。
で、50万円+ローンみたいな、なかなかの豪遊っぷりを発揮した過去の私。
そりゃ貯金できないわな。
彼女へのプレゼントも気前よく
これはまあ当時の私の見栄だね。
そりゃ貯金できないわな。
クレジットカードを使いこなせない
数千円単位の雑貨やら、シャツやらをちまちまとクレジットカードで買うと、毎月合計で結構な金額の支払いになっていた。
クレジットカードの履歴を毎日なり、毎週なりチェックしていなかったから、「今月こんなに使ってたっけ?」と驚くことも多かった。
しかし、当時の私は「ポイントがたまった(^^♪何を買おうかな」とのんきに喜んでた。
何度も言うけど、貯金できるわけない。
とまあ、こういう浪費する生活を割と最近までしていたような感じだ。
で、34歳になり、35歳が見えてきたとき、彼女もいなくなった私は1人で生きていくことを、やっとこさリアルに考えるようになったのだった。
で、これではいかんよ、まずいよ、と思い焦って貯金をスタート。
支出を明らかにするために、捨てていたレシートを毎日集計。
使用した内訳をエクセルにまとめる毎日。
不思議なもんで会社の資料なんかはまめに作る私が、どうして自分の支出は今まで放置気味だったのか。
で、そんなまめさを自分に向けて発揮したところ、がんばって無駄を省ければ、結構貯金ができることが判明したので、貯金しようと決意。
で、昨年190万円、今年は250万円を目標に頑張っているところだ。
浪費していた時間を取り戻すため、時間を圧縮するように貯金をする
最近私が思っていることは、
「堅調に貯金をしていた私」の存在する世界線があるとすれば、きっと年間貯金額は100万円で満足していたはずだと妄想してる。
で、その私は35歳で1000万円は貯金できていたんじゃないか?(車1台分位は消費してて)
という仮定をたて、そんな堅実な私、をライバル視することで貯金に励んでいる。
年間250万円貯められれば、堅実な私の2.5年分の貯金になるのだ、2年目に500万円になれば、5年分の貯金になる!追いつけるぞ!
そんな妄想をしている34歳の私。
実際に私はこのままいければ35歳の年末に貯金額が600万円位になる予定。
うーん、しかし堅実な私と比較すると、400万円負けているのである。
今の私が37歳になったとき1000万円貯まるが、堅実な世界線の私は1200万円なのだ。
まだ200万円負けているが、38歳中にはなんとか追いつきたいものだと思っている。
どうして貯めるのか?
単純に世間的に求められる年齢なりの貯金額を持っていたかったから。
貯金が無い状態は不自由だし、不安だし、劣っているような気持ちになるから。
お金は使ってこそだけど、ある程度貯まっている、という事実だけで余裕も生まれるもんだと思う。
また社畜の私ではあるけれど、いつ経営が悪くなり、クビになるかもわからない。
いつ、両親が痴ほう症や病気で入院になったりするかもわからない。
私自身がどうなるかもわからない。
そういう備えとしても貯めることは自分のためにも重要だ。
こんなこと、若い時は考えたことさえ無かったのは、若い時間がずっと続くものだと、怖いもの知らずに思っていたからだ。
本当は多くの人たちは、30手前くらいでそういう風に思って、結婚したり家買ったりするのが普通なんだろうけど、まあ私は遅咲きだったということだ。
まあ仕方ない、過ぎた時間なのだ。そして3月も終わり、4月を迎える。
願わくば、ちょっとくらいは定期昇給に期待したいなあ。